遍 歴
炎天下SKに行く、網野善彦『古文書返却の旅』ついに発見、『もののけ姫』観る
2023年7月23日(日曜日) 晴れ☀
昨日から相方が異世界に行ってしまったので、一人暮らし、5日間。
問題点は、全部どうでもいいやとか思っちゃうこと。ご飯もまともに作る気が起きない。掃除も適当。
昼間は死ぬほど暑いが、夜になると涼しい。
今日はSKでNHまで遠出。マジ遠いわ。
帰りに投げやりでMDのBO。
①ガルシア=マルケス『予告された殺人の記録』新潮文庫……真面目に読まねば。
②サン=テグジュペリ『夜間飛行』宮崎駿装画・新潮文庫……ジブリ推しで。
③サン=テグジュペリ『人間の土地』宮崎駿装画・新潮文庫……ジブリ推しで。
④マルクス『経済学・哲学草稿』光文社古典新訳文庫……もうマルクスとか読まんな、と思いつつ買う。
⑤ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』集英社文庫……クンデラなので。
⑥カズオ・イシグロ『新版・浮世の画家』ハヤカワepi文庫……イシグロなので。『クララとお日様』が文庫になったので安くなったかなと思ったが、まだだった。
⑦スチュワート・ダイベック『シカゴ育ち』白水uブックス……柴田元幸訳なので。
⑧宮崎駿『本へのとびら』岩波新書……ジブリ推しで。
⑨網野善彦『古文書返却の旅』中公新書……ついに発見! 苦節20年。一体君はどこにいたんだ?
⑩アイザック・ディネーセン『アフリカの日々』晶文社……Out of Africa がどうしてこの訳題になったのだろうか。映画の関係なのだろうか。
⑪『小林秀雄全作品8――精神と情熱とに関する八十一章』新潮社……何故か1000円がレジで半額という謎のキャンペーンだった。翻訳だから余り売れないのかな。
⑫マイケル・オンダーチェ『イギリス人の患者』新潮社……一体いつになったら読むのか。
⑬トルーマン・カポーティ『誕生日の子どもたち』村上春樹訳・文藝春秋……文庫で持っているが、単行本は装丁が違うので。
遺憾。疲れた。
BOで散財してしまったので、食料買えず( ノД`)シクシク…。発泡酒と惣菜パンを買う。
帰宅せり。無論誰もいない( ノД`)シクシク…。
パン食べて、日記(これだ)を書き始めるが眠いので途中で断念。
朝昼晩、ほぼ同じメニューの卵、納豆、天かす、青ネギ、豆腐ぶっかけご飯を食べる。
昨日途中まで見かけた、『もののけ姫』を観る。今一つ世界観のいろんなことが腑に落ちない。狼少女サンがあそこまで人間的であるのはいささか考えづらい。そもそも人語を解さないだろうし、仮に分かっても、話せないだろう。服も着ないだろうし、武器も持たないし、化粧? 隈取もしない。ということは、少なくとも、或る程度のところまでは人間として成長し、途中から山犬と暮らしはじめたのか。
しし神は実体があるのか? 実体があるが故に、首も取られ、首の返還を求めるのか。それにしてもでーだらぼっちというかなり自由度の高い別体を持っているのだから、自在に物理的に実体的肉体を再構成可能のような気もするが。
また、三浦雅士が指摘するように、エコロジーの臭いが強過ぎる(『スタジオジブリの想像力』)ような気もした。
他にもいろいろ謎がある。
それにしても、題名は、原題通り『アシタカ𦻙記』とすべきだった。久石譲のテーマ音楽「アシタカ𦻙記(せっき)」も素晴らしい。
3時ごろ寝る。
🐤