遍 歴
四面に楚歌を聞く
2021年4月2日(金曜日) 晴れ☀
その後、再び体調を崩し、2、3日寝込む。原因は不明。それで朝昼逆転する。
その間も断続的に原稿は書き継ぎ、昨日も起きたのは13時と遅かったが、まー、4月にもなったことだし、と体と頭が言うことを聞いてくれるようになり、3本ほど仕上げてUPした。目出度し、目出度し。
①筒井康隆『虚航船団』1984年・純文学書下ろし特別作品・新潮社。
②丸谷才一『闊歩する漱石』2000年・講談社。
MDBO
①羽生善治・NHK取材班『人工知能の核心』2017年・NHK出版新書。
②真木悠介『時間の比較社会学』1981年/1997年・同時代ライブラリー(岩波書店)。
③村上春樹『辺境・近境』1998年・新潮社。
④加藤典洋編『村上春樹イエローページ』1996年・荒地出版社。
⑤~⑦加藤典洋編『村上春樹イエローページ』①~③・2006年~2009年・幻冬舎文庫。
2021年4月12日(月曜日) 晴れ☀
KBCBO
①柄谷行人『近代文学の終り』2005年・インスクリプト。
②③『日本文学全集・夏目漱石集』(一)(二)[「坊っちゃん」「草枕」「三四郎」「薤露行」/「それから」「こころ」「夢十夜」「硝子戸の中(抄)」所収]1972年・集英社。
④『漱石全集』第三巻(「草枕」「二百十日」「野分」所収)・1994年・岩波書店。
MDBO
⑤柄谷行人『増補 漱石論集成』1992年/2001年・平凡社ライブラリー。
⑥小森陽一『漱石を読みなおす』1995年・ちくま新書。
⑦江藤淳『漱石とその時代』第一部・1970年・新潮選書。
⑧渡辺京二『原発とジャングル』2018年・晶文社。
⑨『茨木のり子集 言の葉』1・2002年/2010年・ちくま文庫。
TKIBBO
⑩柄谷行人『日本近代文学の起源 原本』1980年/2009年・講談社文芸文庫。
⑪ヘッセ『車輪の下』1906年/2007年・光文社古典新訳文庫。
⑫稲垣えみ子『アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからかけたこと。』2016年・朝日新聞出版。
2021年4月15日(木曜日) 晴れ☀
その後読んだ本。
①穂村弘『にょっ記』2021年3月の終り頃読了か?
②穂村弘『にょにょっ記』2021年3月の終り頃読了か?
③穂村弘『鳥肌が』2021年4月7日読了。
④丸谷才一『闊歩する漱石』2021年4月8日読了。
⑤柄谷行人『新版 漱石論集成』/『増補 漱石論集成』2021年4月13日読了。
⑥吉本隆明『漱石の巨きな旅』2021年4月15日読了。
2021年4月18日(日曜日) 晴れ☀
MDの図書館により柄谷さんのインタヴューのコピーを取る。
MDBO
①高橋哲哉『戦後責任論』1999年/2005年・講談社学術文庫。
②『吉本隆明詩集』1968年・現代詩文庫(思潮社)。
③畑有三・山田有策・長野隆編『作品で綴る近代文学史』1996年・双文社出版。
④デカルト『方法序説・情念論』1637年・1649年/野田又夫訳・1974年・中公文庫。
⑤村上春樹『騎士団長殺し』第1・2部・2017年・新潮社。
2021年4月19日(月曜日) 晴れ☀(多分)
まだ不調だったり、精神的に危なかったりすることもあるが、まーなんとか生きている。
3月以来懸案であった柄谷さんの対話集の書評のようなものもなんとかアップできた。
いよいよ、追い込まれてきた。
なんとか、「柄谷行人試論Ⅰ――「文学」とは何か?――「漱石試論」Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと「日本近代文学の起源と終り」」を4月中に書き上げねばならぬ。
その後は加藤さんの憲法論が待っている。SG探している場合じゃない、とか言って(笑)。
今日たまたま『文學界』の旧刊(2020年3月号)を眺めていたら、松浦寿輝が「柔構造の人」として加藤さんの幻の詩集『僕の一〇〇〇と一つの夜』について言及して、追悼の文となっていた。こんな詩が挙げられている。
僕は弱いロボット
攻撃は
できるだけ
弱く受けとめること
打撃のほうが
受けとめる面よりも
強くなるように
と、こんな柔らかい心、弱い(と思われる)心を持っていたのに、加藤さんはほぼ四面楚歌とでもいうかのように左右、内外から袋叩きに遭っていたのだった。
偶然、先日、論敵に当たる高橋哲哉氏の『戦後責任論』も入手できた。ぜひ、加藤さんについては擁護の論陣を張りたいものだ、今更ながら。
『僕の一〇〇〇と一つの夜』はぜひ手に入れたいが、古書で検索しても出てこない( ノД`)シクシク…。
世の中うまくいかないことだらけだけど、まー頑張ろう。
2021年4月20日(火曜日) 晴れ☀(多分)
🐣
2021/04/20 10:03
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