2024年5月7日火曜日

あっという間にGW終わる(´;ω;`)ウゥゥ

 遍 歴

あっという間にGW終わる(´;ω;`)ウゥゥ

2024年5月7日(火曜日) 雨 本日休み 

あっという間にGW終わる

 

体調が思わしくなく、余り思ったようには進まなかった。

基本、三浦雅士論(論というのも烏滸がましいが)を修正中。とにかく終わらない( ノД`)シクシク…。


三浦雅士さん

その過程で、次の何点かが気になっている。

  辻井喬への評価(歯抜けの読書で全部読んでいない( ノД`)シクシク…)

  吉本隆明の小林秀雄評(読んでないか、全く覚えていない( ノД`)シクシク…)

  宮川淳の仕事(全く読んでいないに等しい( ノД`)シクシク…)

  中原中也の仕事(全く分かっていなかった(´;ω;`)ウッ…)

もう、こういうのは気にしても仕方ないというか、全部確認していたら、日が暮れる、というかお迎えが来る。

 という訳で、辻井の未読の著書をぼつぼつと読み始めている。

 今は自伝、というか回想録の『叙情と闘争』。なかなか面白いが、自分の中にある、お金持ちの人への、或る種の羨望のようなものが、その面白さの誘因になっているのだろうか? 田中康夫の『なんとなくクリスタル』や、初期の村上春樹の作品にも通底しているような気もする。

 そう言えば、最初に読んだ、辻井の作品『いつもと同じ春』にも、その種のエスタブリッシュ性が垣間見えて、そこにこそ、わたしは心惹かれていたのであろうか? 自身が貧乏であったから?

 いずれにしても、その種の問題は辻井たちの文学作品とは、一旦関係ないとも言えるが、この「文学と階級」、すなわち「文学作品に表れた階級性の問題」は、あるいは根深いものがあるのかも知れない。

ま、いっか。

 

相方も今日は休み。だが、夕方から、終わらないと言って仕事をしている(´;ω;`)ウッ…。

 

わたしは年金を払うために、HAGに。雨だったので河童着て行く。

ついでに、村上春樹新作「夏帆」が掲載されている『新潮』を買う。このためだけに2,000円! 相方が先に読んで、酷い話だ、と言ったので、まだ読んでいない。

ついでに、BOに。先日亡くなったポール・オースターの未読作品を捜したが全くなかった。

今に至る。

 

🐤

20240507 2119

昨年の12月からの記述

 

さて、それからどうしたかというと、以下、昨年の12月からの記述です。

 

遍 歴

山田太一さん亡くなる

2023年12月1日(金曜日) 晴れ 休み 

 

 本日休み。

疲労が取れないが、それはともかく久し振りにJKに行く。

10時半に出て、帰宅が19時。遠い。ま、途中寄り道もしたが。

 

HOWDBO

  山田太一『丘の上の向日葵』新潮文庫。

  山田太一『遠くの声を捜して』新潮文庫。

 

MDBO

  カズオ・イシグロ『充たされざる者』ハヤカワepi文庫。

  丸谷才一『綾とりで天の川』文藝春秋。

  丸谷才一『ゴシップ的日本語論』文藝春秋。

  大江健三郎『個人的な体験』新潮社。

  山田太一『見なれた町に風が吹く』中央公論社。

  カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』早川書房。

  山田太一『空也上人がいた』朝日新聞出版。

 

遍 歴

休みでもおよそ8時間ぐらいは仕事している

2023年12月17日(日曜日) 晴れ 休み 

 

 本日休み。

 仕事が終わらない。休日も大体8時間ぐらい仕事している。自宅で。

 今日も朝10時から仕事をして、途中飯食ったり、片付けもしたが、やっとのことで、予定した分は大体終わった。今1937。2時間ぐらいサボっていたにせよ、7時間ぐらい仕事した。なんという休日であろうか?

ま、職場にいかないだけましか?

 

遍 歴

波乱万丈の2023年であった

2023年12月31日(日曜日) 晴れ 休み 

 

 本日休み3/6。あっという間に半分終わった。

 それにしても波乱万丈の2023年であったことよ。

 

 昨日はKSに行き、少しSG

MDBO

  ジョイス、柳瀬尚紀訳『ユリシーズ④⑤⑥』河出書房新社。

  『小林秀雄全作品23・24――考えるヒント』新潮社。

  『小林秀雄全作品26――信じることと知ること』新潮社。

  リュドミラ・ウリツカヤ『ソーネチカ』新潮クレスト・ブックス。

  アリステア・マクラウド『灰色の輝ける贈り物』新潮クレスト・ブックス。

  『ジェイン・オースティンの手紙』岩波文庫。

  マルセー・ルドゥレダ『ダイヤモンド広場』岩波文庫。

  イーヴリン・ウォー『回想のブライズヘッド』()岩波文庫。

  シュニッツラー『夢小説・闇への逃走・他一篇』岩波文庫。

  スティーヴンスン『臨海楼綺譚――新アラビア夜話 第二部』光文社古典新訳文庫。

  網野善彦『中世の非人と遊女』講談社学術文庫。

 

昨夜はMDに泊まる。焼肉食べて、朝は宿泊処の朝食。

今日はその後、MDをぶらぶらして、CORKに。餅を買いに行く。

その後帰宅。ドーナッツとかパンを食べた。荷物のズボンかけなどを組み立て、段ボールを畳んだ。今に至る。

SGに戻る。

 

遍 歴

ストレス発散で一昨日の夜からお疲れ様パーティーの連続興行。及びBOで発散。

2024年1月9日(火曜日) 晴れ 休み 

 

 TK明けの休み。死ぬかと思った。

 ストレス発散で一昨日の夜からお疲れ様パーティーの連続興行。

 発散ぶりが不足して、今日も昼過ぎまでSGしていたが、耐えられなくなり、脱出。

 MDBO

  サマセット・モーム『月と六ペンス』新潮文庫。

  イサク・ディネーセン『バベットの晩餐会』ちくま文庫。

  『シェイクスピア全集3 マクベス』ちくま文庫。

  ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』岩波文庫。

  デフォー『ロビンソン・クルーソー』集英社文庫。

  森田真生『数学する身体』新潮文庫。

  ウィリアム・シェイクスピア『十二夜』白水uブックス。

  アンドレ・ジイド『狭き門』岩波文庫。

  網野善彦・鶴見俊輔『歴史の話』朝日文庫。

  河合隼雄『Q&Aこころの子育て』朝日文庫。

  河合隼雄『昔話の深層』講談社+α文庫。

 

MDAMBO

  ルース・レンデル『心地よい眺め』ハヤカワ・ポケット・ミステリー。

  本橋哲也『本当はこわいシェイクスピア』講談社選書メチエ。

  大和和紀『源氏物語――あさきゆめみし』全5巻・講談社漫画文庫。

  『ちくま文学の森1――美しい恋の物語』、『ちくま文学の森4――変身物語』、『ちくま文学の森8――悪いやつの物語』筑摩書房。 

  ピーター・ミルワード『シェイクスピアの人生観』新潮選書。

  阿川弘之『志賀直哉』上下・岩波書店。

  G・ガルシア・マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』新潮社。

  佐藤研・小林稔訳『新約聖書――福音書』岩波書店。

  網野善彦『列島の歴史を語る』ちくま学芸文庫。

  ジョン・アーヴィング、村上春樹訳『熊を放つ』上下・中公文庫。

  シェイクスピア『夏の夜の夢・あらし』新潮文庫。

  ジャン・コクトー『山師トマ』角川文庫。

  E.M.フォースター『果てしなき旅』上下・岩波文庫。

  吉田健一『旨いものはうまい』グルメ文庫(角川春樹事務所)。

  プラトン、納富信留訳『ソクラテスの弁明』光文社古典新訳文庫。

 

遍 歴

母、インフルで倒れる

2024年1月14日(日曜日) 晴れ 休み 

 

 母、インフルで倒れる。病院に迎えに行く。

 

OWDBO

  渡辺一夫・鈴木力衛『増補 フランス文学案内』岩波文庫。

  O・ヘンリ短編集』全三巻・新潮文庫。

  レイモンド・カーヴァー『ぼくが電話をかけている場所』中公文庫。

  アンデルセン『絵のない絵本』新潮文庫。

  シェイクスピア『じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ』新潮文庫。

  シェイクスピア『十二夜』岩波文庫。

 

2024年3月12日火曜日

およそ半年振りの復活です(笑)!

 

🐤鳥の事務所PASSAGE店通信🐤

◎総特集=叶えられなかった祈り――トルーマン・カポーティ歿後40

およそ半年振りの復活です(笑)!

 

皆さん、お元気ですか? 今日は。鳥の事務所です。

いやー、前回の更新が9月でしたから、およそ半年ぶりの更新です。どうも仕事柄、秋から冬にかけては繁忙期となり、休みもへったくれもなくなってしまうので、やむを得ない仕儀とはなりますが、あったかい時期に頑張るしかないようです。

という訳で、先日、ジェイムズ・ジョイス『さまよえる人たち』を最後に、ついに我が棚は空っぽとなりました。

旅だったのはこちらです。

ジェイムズ・ジョイス『さまよえる人たち』近藤耕人訳・ 1991年・彩流社。 ……姦通と嫉妬、 同性愛、 サド= マゾの四角関係、愛と自由の背反などのテーマを、アイルランドとイギリスの確執や第一次大戦前夜のヨーロッパの時代状況を背景に描かれたジョイス唯一の戯曲にして、イプセン劇につづくケルトの近代劇と言われるものです。

こちらは最初期の入荷分でした。感慨深いものがあります。

という訳で、次の特集はこちらになります。

◎総特集=叶えられなかった祈り――トルーマン・カポーティ歿後40

今を去ること40年前、1984年8月25日に、アメリカの作家トルーマン・カポーティがこの世を去りました。弱冠19歳にして短篇小説「ミリアム」で注目を集め、第一長篇小説『遠い声、遠い部屋』で、まさに全米の読書界を震撼とさせました。その後、中篇『ティファニーで朝食を』は、オードリー・ヘプバーン主演で映画化され、カポーティの文壇での位置を確かなものにしました。ところが、今までのリリシズム溢れる作品とは打って変わった第二長篇小説『冷血』は、実際の殺人事件に取材した力作でしたが、この事件が内包する事実の重さがカポーティの小説家としての能力を吸い取ったのでしょうか、その後、長期的な衰退へと向かい、実人生においても、まさに悲惨としか言いようのない末路を遂げます。偶々村上春樹さんによるカポーティ作品の翻訳が出始めています。この機会に再び、この稀有な小説家の全体像を検討してみたいと思います。どうか宜しくお願いします。

 

  トルーマン・カポーティ『夜の樹』川本三郎訳・1994年・新潮文庫。カポーティ、19歳での清新なるデビュー作「ミリアム」を始めとした最初の短篇小説集。恐らくカポーティは長篇小説作家たろうとして、結局のところにそれになり切れなかったのだと思うが、この短篇集を読むと、もっと多くの短篇小説が書かれてもよかったのにと残念に思う。カヴァー日焼け。可。270円。

  トルーマン・カポーティ『誕生日の子どもたち』村上春樹訳・2009年・文春文庫。村上春樹が最初にカポーティを訳した「無頭の鷹」や、「クリスマスの思い出」などのイノセンス3部作、また、カポーティの短篇小説では、恐らく五本の指に入ると思われる「誕生日の子どもたち」を収める。可。330円。

  トルーマン・カポーティ『誕生日の子どもたち』村上春樹訳・2002年・文藝春秋。村上春樹が最初にカポーティを訳した「無頭の鷹」や、「クリスマスの思い出」などのイノセンス3部作、また、カポーティの短篇小説では、恐らく五本の指に入ると思われる「誕生日の子どもたち」を収める。カヴァー若干汚れ有。可。880円。

 

  トルーマン・カポーティ『誕生日の子どもたち』村上春樹訳・2002年・文藝春秋。村上春樹が最初にカポーティを訳した「無頭の鷹」や、「クリスマスの思い出」などのイノセンス3部作、また、カポーティの短篇小説では、恐らく五本の指に入ると思われる「誕生日の子どもたち」を収める。カヴァー若干汚れ有。可。880円。

  トルーマン・カポーティ『遠い声 遠い部屋』河野一郎訳・1971年・新潮文庫。第一長篇小説。カポーティの或るコアの部分を露骨に、なおかつリリカルに表出した佳品。究極、この作品だけでもカポーティの文名は後世に残るはず。誰しも潜り抜ける幼少期からの離脱をここまで克明に描けるだろうか。経年劣化。可。220円。

  トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』村上春樹訳・2008年・新潮文庫。オードリー・ヘプバーン主演の映画で知られる名作だが、よくあることだが、映画は全く別の作品である。「語り手」の一歩下がった「視点」こそ、本作の眼目である。その上での主人公ホリーの輝きなのである。可。330円。

  トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』村上春樹訳・2008年・新潮文庫。オードリー・ヘプバーン主演の映画で知られる名作だが、よくあることだが、映画は全く別の作品である。「語り手」の一歩下がった「視点」こそ、本作の眼目である。その上での主人公ホリーの輝きなのである。可。330円。

 

  トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』村上春樹訳・2008年・新潮社。オードリー・ヘプバーン主演の映画で知られる名作だが、よくあることだが、映画は全く別の作品である。「語り手」の一歩下がった「視点」こそ、本作の眼目である。その上での主人公ホリーの輝きなのである。可。660円。

  トルーマン・カポーティ『冷血』佐々田雅子訳・2005年・新潮文庫。アメリカ南部の田舎町で発生した一家惨殺事件に取材した筆者畢生の「ノンフィクション・ノヴェル」。この一作がカポーティの人生を狂わせたとも言える。恐らく、この作品を通じて、カポーティは作家として、一皮も二皮も剥けたのであろうが、同時に人間が見てはいけない、人間存在の闇、あるいは自分自身の闇をも見てしまったのであろう。カヴァー若干よれ有。500円。

  トルーマン・カポーティ『クリスマスの思い出』村上春樹訳・山本洋子銅版画・1990年・文藝春秋。実在したカポーティ自身の年長の従姉スックおばさんに取材したい「イノセント・ストーリー」の一冊。これだけ読んでも、ほんわかした雰囲気しか伝わってこないが、カポーティの闇部分に竿を差した作品と併読するといかに、この世界がカポーティにとって大切であったか理解できるはずだ。可。880円。

 

そして、まだ、前回の小林秀雄の特集ものが残っていました。こちらです。

  『小林秀雄全作品1 様々なる意匠』2002年・新潮社。小林第5次全集の普及版。批評家としての小林の眼目は恐らく、この文壇デビュー作「様々なる意匠」に尽きると言っても過言ではない。本巻にはデビュー以前の小説作品の習作も収められていて興味深い。カヴァーに微小な汚れ有。帯欠。可。1,200円。

  『小林秀雄全作品2324 考えるヒント()()2004年・新潮社。小林第5次全集の普及版。随筆家としての小林の魅力が充溢する佳品『考えるヒント』を中心に収める。批評家から離脱した小林の軽み、対象を手放した視点の縦横さが読者の心を楽しませる。しかしながら、「考えるヒント」になっているかどうかは疑問の余地があるかとは思う。()のみ帯欠。可。セットで2,400円。

 

 

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 さて、最近何しているかと、全く落書きもせず、大河ドラマの『光る君へ』にインスパイアされて、『源氏物語』の漫画版の、大和和紀さんによる『あさきゆめみし』を読んだり、過去の大河ドラマを梯子したりしています。『真田丸』や『葵――徳川三代』や『信長――King of Jipang』などです。

全く、何も書く気力が起きて来ないのですが、読書は細々と続けています。

イシグロは全部読みました。世評と違って、かなりマイナーの『充たされざる者』が一番面白かった、と思うのはわたしがひねくれているからでしょうか?

それから、今まで馬鹿にしていた(スイマセン)サマセット・モームの「マッキントッシュ」という短篇小説を偶然読んで、瞠目させられました。これはなかなか深く抉っているな、と思って、『人間の絆』と『月と6ペンス』という代表作を読んでみたのですが、うーーーん、さほどでもないかな、とも思いました。短篇小説に佳品が多いのかも知れないと思いつつ、一旦離脱しました。

それで、最近読もうとしているのは、打って変わって、埴谷雄高の『死霊』です。今頃か? と言われそうですが、まータイミングが合わないとこうなっちゃいますよね。今やっと「一章 癲狂院にて」を読み終わりましたが、うーーん、どうなんでしょうね。ぶっちゃけ、話が噛み合っていないようにも思いますし、小説の手法なり、構造は決して新しくなく、古色蒼然、といった感じがしますが、まあ、こればかりは読み進めていかないと分からないものです。

つーか、その前に、カポーティ論(のようなもの)を完成させなければ、とは思っています。いろいろ忙しいですね。

今日は相方も私も休みなのですが、相方は休日出勤で、その後、会社の友達と肉食いに行ったようです。

ま、そんなところでしょうか?

 

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20240312 2152