2022年2月21日月曜日

話が拡がり過ぎる( ノД`)………

 

遍 歴

 

話が拡がり過ぎる( ノД`)………

 

2022年2月21日(月曜日) 晴れ


花登筺(はなとこばこ)原作によるテレ‐ヴィジョン・ドラマ『どてらい(やつ)*[1]における山下猛造役で一世を風靡した西郷輝彦氏が逝去された。衷心よりご冥福を祈る次第である。

 


 

それからどうしたか?  

恐らく2月の初めから書いていた「『鬼滅の刃』異論」が、一応昨日脱稿したが、やっぱり、漫画を最後まで読んでないので不公正ではないかと思い、upするのを控えようかと思っている。ま、どうせ手直しをするしね。

要は、鬼殺したらいかんがな、ということに尽きるのだが、問題はそういう視点が原作漫画の作品の中にどれくらい出ているかに尽きるのだが。

それのスピンオフというか、もともと『鬼滅』と『呪術廻戦』を観ていて思いついたのが「変身と変貌」というテーマだが、これが20枚弱あって、膨らみそうなのだが、そこで、さらに出てきたテーマが、何者かによって人が食われる漫画(アニメイション)の比較というテーマで、これを仮に「存在の原的負荷について」としておく。これはもともと加藤典洋の『文学地図』に出てくる、村上春樹『海辺のカフカ』などを論じた「関係の原的負荷――二〇〇八、「親殺し」の文学」に多くを負っている。




そもそも漫画もアニメイションも全く見なくなって30年ほど経つが、この間の脱落した知識や経験を補填するのは大変困難であるし、もう、わtしにはそんな時間は残されていない。

しかし、何本かの作品は確認せざるを得ない。それは以下の通り。

①永井豪『デビルマン』

②岩明均『寄生獣』

③白井カイウ・出水ぽすか『約束のネバーランド』

④石田スイ『東京喰種――トーキョーグール』

⑤諫山創『進撃の巨人』

⑥庵野秀明(監督)『新世紀エヴァンゲリオン』   など

 

とにかく、未見・未読の作品が多いので、愚かというしかないが、まー乗りかかった船なので致し方がない。(´;ω;`)

 

本当は、「『罪と罰』試論」の続きを書かねばならぬのに。

 

目高の水槽は相方が先日掃除してクリーンになった。多分18匹欠けることなく生存しているようだ。田螺は全員専用の水槽に引っ越してもらった。うにのお供えのご飯の小松菜をあげると二日ぐらいで芯だけになる。



 

パキラの新芽が矢鱈と伸びている。



 

最近は家事もサボりがちだが、やっている最中は『村上RADIO』の過去のものを聴いている。『Youtube』では余り発見できなかったが、『ニコニコ動画』に第28回分までアップしてあった。それを順番に聴いて、やっと15回ぐらいまで来た。大変に面白い。とにかく素晴らしいものから、まー言ってみればくだらないものまでジャズや音楽が好きなんだな、ということが伝わってくる。



 

その意味では、先日から、ネットで無料の『ユリシーズ』の勉強会があったので視聴している。これまた、会を運営している方々はどうもノウ・ギャランティでされているようで、これまた、ジョイスや『ユリシーズ』が好きではないとできない相談だ。何かを好きになるということは全く大切なことだな。先日の2月18日分は、第1部 司会/講師:小林広直氏(東洋学園大学准教授) 「第1挿話:母の亡霊、ふたりの主人、歴史」、第2部 講師:横内一雄氏(関西学院大学教授) 「尖れ、そして屈服せよ!――第1挿話の読みどころ」という内容であった。両者とも大変面白かったが、第一部では、何故「亡霊」と言えるのか、亡霊という視点を取ることの意味がより明確になるとよかった。第二部はジョイスの書法として、①「アナグノーシス(Anagnosis)」と②「チャールズおじさん原理(The Uncle Charles Principle)」が紹介されて大変興味深かった。①は語義が後になると解釈が変わってしまうということ。②は地の文が発話者の言葉遣いに影響されるということ。第一挿話では、スティーヴンとマリガンの対立・対照が明確に言葉に出ているが、それを翻訳で味合うのは相当難しいようだ。次も頑張りたい。


 

昨日は相方の妹のバイト先に呑みに行く。忙しそうで余り話ができなかったが、相方と妹は仲が良さそうである。鱈腹食べてお持ち帰りもして売り上げに貢献しようと思ったが、お金を受け取ってくれなかった(´;ω;`)。卒業と就職祝いで倍返しだ!

 

帰宅後、『鎌倉殿』、『ネバーランド』などを観て宴会。エバン・コールのテーマ曲のメロディがやっと覚えられるようになった。

アニメイション版『約束のネバーランド』

3時頃寝る。

 

🦉

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*[1] 1973-77年・関西テレビ。

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